金沢観光でオススメの美術館・記念館・物産館をまとめて紹介!

金沢には金沢21世紀美術館をはじめ、多くの美術館や記念館や物産館などがあります。
金沢観光するなら事前に何があるか、どんなものがあるか計画をたててから旅行した方が何倍も楽しめます。
歴史的にも興味深く、今の自分の見識が広がる事間違いなしの美術館や記念館や物産館に触れて金沢を満喫しましょう。
今回は金沢のオススメの美術館や記念館や物産館などをまとめましたので参考にして下さいね。
金沢で美術を堪能する
まずは金沢の美術的・芸術性のある美術館などをまとめました。
加賀百万石でお馴染みの金沢は多くの美術品や芸術品があるんです。
有名なアーティストが作ったモダンアートや歴史的に価値の高い国宝・重要文化財など、見所がたくさんあるんですよ。
後で後悔しないように忘れずにチェックしましょうね。
金沢21世紀美術館
「新しい文化の創造」「新たなまちの賑わいの創出」をテーマに2004年10月に金沢21世紀美術館は開館しました。
金沢21世紀美術館は現代美術作品を中心に展示が行われている美術館です。
展示されている作品は、
この3つを展示収集方針としています。
金沢21世紀美術館は公園のような美術館で、建物は円形で全面ガラスが特徴です。
外からぐるっと1周すると、光彩が取り入れられたら建物の美しさが見て取れるはず。
また、キッズスタジオという子供向けの教室もあるので親子で一緒に作品を作れるという子供の価値観を育むプログラムも開催されています。
従来の美術館は大人向けで子供には分かりづらい部分もありましたが、金沢21世紀美術館では大人も子供も楽しめる美術館になっているんですよ。
美術作品集や視覚資料のある図書室のようなアートライブラリーもあるので気になった作品をより深く知る事も出来ます。
ただ見るだけの美術館ではなく、鑑賞者に学びを与えてくれる美術館なんです。
次に金沢21世紀美術館に展示してある作品についてご紹介します。
みなさんは美術館に行く機会はありますか。
中には「あまり行かないけど金沢の観光スポットだから金沢21世紀美術館に行ってみる。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それでも良いのですが、せっかく行くなら作品のポイントを知ってから行ってみてはいかがでしょう。
例えば車を買うときに、写真だけ見て買う人は少ないですよね。
実際に車屋さんに行って試乗して解説してもらってから買う人がほとんどですよね。
つまり、その車のポイントを教えてもらって、体験するから良さが分かる訳です。
美術館にあまり行かない人ほどポイントを知ってから行った方が楽しめると思います。
ぜひ参考にして下さいね。
カラー・アクティヴィティ・ハウス
美術館の庭に赤や青や黄色のカラーフィルターのような作品があります。
中央には丸い電球のようなモノが付いています。
一見すると「透けてるカラー迷路?」みたいに感じてしまいます。
夜には電球に灯りが付いて「大きなランタン?」と思ってしまいます。
では、ちょっと考え方を変えてみましょう。
皆さんは、プリンターのカラーインクの交換をした時「3つの色しかないんだ。」と思った事はありませんか?
そうなんです。
プリンターは3つの色を組み合わせて色彩を出しているんです。
最近ではもっと多くの色を使うプリンターも増えてきていますが、基本は三原色と言う『マゼンタ・シアン・イエロー』の3色を混ぜていろんな色を出しているんです。
気づいた方もいるかもしれませんが、このカラー・アクティヴィティ・ハウスに用いられている3つの色も『マゼンタ・シアン・イエロー』なんです。
つまりこの作品は三原色を表しており、カラーフィルターを通して見る角度や向きによって様々な色を見ることが出来るんです。
この様々な色により、いつものありきたりな風景でも違うように見える事で新たな出会い(発見)があるということを表しているんですって。
奥深いですよね。
ちなみに、この作品を作ったのはオラファー・エリアソンです。
オラファー・エリアソンはアート界のスーパースターとも呼ばれ、個展は大盛況の人気美術家なんですよ。
オラファー・エリアソンは光や水や霧などの自然現象を作品に応用する事が多く、原理は簡単ですが、かなり計算された作品が多いことが特徴的です。
また、巨大な空間や広大な敷地に鑑賞者が入り込む没入感があったり、最近人気のチームラボのように鑑賞者がアートの一部になることも特徴の1つなんですよ。
そんな人気美術家のアート作品が恒久展示作品として金沢21世紀美術館にはあるんです。
「見てみたいな!」と思ってきませんか。
このように、美術館にあまり行く機会が少ない方は、行く前に作品について調べてから行った方が断然楽しめるんです。
スイミング・プール
もう1つオススメの作品を紹介しますね。
金沢21世紀美術館と言えば「スイミング・プール」と言うほど有名かもしれません。
「美術館にプールってなんで?」と思ってしまいますよね。
もちろん、水着で泳ぐ事は出来ないですよ。
でも、まるでプールの中にいるかのように思える作品なんです。
この作品は美術館の中庭(光庭)にあります。
吹き抜けになっているプールの上からプールの中を見下ろすと、水の中に人がいるかのように見ることが出来ます。
逆に、プールの中から水面を見上げると、まるで水中から水面を見上げているかのように見えます。
このスイミング・プールには透明のガラスの上に10cmだけ水があるだけで、プールの中は水色に塗られているだけなんです。
でも、プールの中から水面を見上げると、まるで水の中にいるかのように思えてしまう。
なんだか不思議な感覚ですよね。
でも、そこがこのスイミング・プールを作った美術家のレアンドロ・エルリッヒの狙いなんです。
レアンドロ・エルリッヒはアルゼンチン生まれの美術家で、多くの個展やグループ展覧会などを行って鑑賞者を魅了してきた美術家なんです。
日本では2017年に森美術館で個展を開いて注目されました。
レアンドロ・エルリッヒの作品は視覚の錯覚や音の効果を利用して鑑賞者の感覚をズラすような作品が多いです。
トリックアートのようなイメージですが、単純な絵ではなく、空間・視覚・聴覚をフル活用した、いわゆる錯覚を芸術的に表していると言えます。
実際には水はないのにボートが水面を浮かんでいるかのように見える作品や、アパートの窓枠に腰掛たり逆立ちしたり見える作品など、まるで今までの常識が違って思えるような作品ばかり。
残念ながら2018年4月で森美術館の個展は終了してしまっていますが、金沢21世紀美術館のスイミング・プールは恒久展示作品なのでいつでも見ることが出来るんです。
それだけでも金沢21世紀美術館には行く価値はありますよね。
どうでしょう。
美術館の楽しみ方が分からないって人でも興味を持っていただけたでしょうか。
今はスマホがあるので作品を見ながらその作品を検索すれば、より深く知ることも出来るはずです。
金沢21世紀美術館はなかなか見ることの出来ない作品ばかり。
金沢観光オススメの美術館です。
石川県立美術館
皆さんは国宝と重要文化財との違いについて説明できますか?
「えっと・・・」となってしまう方も多いのではないでしょうか。
正直自分も良くわかっていませんでした。
簡単に言うと、まず文化財は文化財保護法により、芸術的に価値のある国民の財産として保護されています。
有形文化財・無形文化財・民俗文化財・記念物・伝統的建造物群などとして定義(カテゴリー分け)されています。
よく観光地などに行くと耳にするのではないでしょうか。
その文化財の中でも国が選んだ特に重要なものを重要文化財として保護します。
つまり、重要文化財は文化財の中でもかなり貴重なものとして国が指定している訳です。
重要文化財の中でもさらに価値が高いものを国宝として保護しています。
まとめると、文化財→重要文化財→国宝ということなんですね。
もはや、国宝は超超超貴重なものなんだって事が良くわかりますね。
国宝・色絵雉香炉
そんな、国宝として指定されている美術品が石川県立美術館には所蔵されています。
野々村仁清 (ののむらにんせい)の色絵雉香炉(いろえきじこうろ)です。
色絵雉香炉はオスのキジを模した香炉、つまりお香を焚くケースです。
もう1つメスのキジを模した香炉の色絵雌雉香炉(いろえめすきじこうろ)もあり、こちらは重要文化財に指定されています。
野々村仁清は江戸時代の陶芸家で京焼きを大成させた有名人。
轆轤(ろくろ)による陶芸や色絵が得意な陶芸家でした。
色絵雉香炉の繊細な羽の模様や、水平に伸びた尻尾の精密さが野々村仁清の卓越した陶芸技術を感じさせますね。
なかなか見ることの出来ない国宝の色絵雉香炉は必見のポイントです。
また、石川県立美術館には他にも重要文化財に指定されている美術品が色絵雌雉香炉を含め6つあります。
こちらも忘れずにチェックしましょう。
石川県立美術館では石川県文化財保存修復工房があります。
なんと美術品の修復作業を見学する事が出来るんです。
テレビとかでは修復作業は見たことがある方も多いと思いますが、通常は実際に見ることは出来ない作業現場です。
美術品は歴史的にも芸術的にも価値が高いので修復するにもとても緊張感があります。
普段見ることが出来ない作業現場を見学してみましょう。
石川県立美術館の1Fのル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAもおすすめ。
パティシエの辻口博啓が提供する洋菓子店です。
美術館にあるので定番のお土産が売っているイメージですがル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAは本格的なスイーツが楽しめるお店です。
地元天然素材のオリジナルスイーツが味わえます。
こんな見所いっぱいの石川県立美術館は金沢に来たら是非見るべき観光スポットです。
金沢能楽美術館
皆さんは能楽って見たことありますか?
「なんか難しそう。」「テレビでやっているのをちらっと。」など、あまり能楽に触れたことが無い方がほとんどではないでしょうか。
また、なんか能楽に使うお面が怖いと思ったしまう方もいらっしゃるのでは。
そんな方におすすめなのが金沢能楽美術館です。
あんまり興味ないかなと思うかもしれませんが、なかなか楽しめる美術館なんですよ。
そもそも能楽とは世界最古の舞台芸術と呼ばれており、ユネスコから世界無形文化遺産として認定されているんです。
簡単に言うと昔の日本のミュージカルなんです。
能楽は「能」と「狂言」を合わせた舞台。
「能」は歴史上の神話などを仮面を付けて歌い、踊る舞台。
「狂言」は昔の生活の中での面白いお話を歌い、踊る舞台。
この2つを交互に演じたり、独立させて演じたりするのが能楽なんです。
先ほど出てきました、ちょっと怖そうなお面を付けて踊りますが、もちろんお面なので細かい表情は表せません。
その為、表情や感情を出す際は光の当たり方で表情や感情を演出するとても高度な演技が必要になります。
通常の舞台とは全く違う、奥が深い日本の伝統文化なんですよ。
そんな能楽のお面や歴史などに触れる事が出来るのが金沢能楽美術館なんです。
ぜひ、世界最古のミュージカルに触れて見て下さい。
金沢蓄音器館
皆さんは音楽は何で聞いていますか。
ポータブルプレイヤーやスマホやPCなど様々ですよね。
また、音を録音する時もレコーダーやスマホなどで簡単に録音・再生する事が出来るようになりました。
昔と比べるととても便利になりました。
音を録音・再生する機械の原点は蓄音機という機械です。
木の箱にラッパのようなスピーカーがついている機械を見たことはありませんか。
それが蓄音機という機械なんです。
蓄音機はトーマス・エジソンが1877年に発明しました。
あの電球を発明した発明王のトーマス・エジソンです。
当時は円筒形の筒に蝋が塗ってあり、その表面に音溝と呼ばれる小さなキズを付けることで、空気を振動させて音を出していました。
その後、黒い円盤のレコードが主流になってきました。
音楽を録音する機械はもっと前から存在しているかのように思えますが、意外と歴史は浅かったんですね。
今では珍しくなった蓄音機には独特の音の味わいがあるんです。
同じ音楽でも蓄音機で流すとちょっと違う雰囲気で流れます。
また、蓄音機同士でも音の出る構造が違うと少し違った雰囲気になるんです。
メーカーや年代によっても音の味わいが違うんですよ。
蓄音機の魅力はなかなか奥が深いんです。
そんな蓄音機に出会えるのが金沢蓄音器館です。
蓄音機の聞き比べも出来るので、今では珍しい蓄音機の味わいを堪能してみてはいかがでしょう。
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金沢で名産を堪能する
伝統工芸品や名産品など各地に点在していて分かりずらいと思いませんか。
でも金沢には伝統工芸品や名産品などを展示する記念館や物産館などがあるんです。
本来各地に点在している伝統工芸品や名産品が1か所で見ることができれば、移動時間も短縮になって、その分また別の観光スポットにも行けますよね。
石川県の意外と知られていないマイナーなものから有名な工芸品や名産品を堪能しましょう。
石川県観光物産館
石川県には特産工芸品や名産品が数多くあります。
「なんだかいろんなモノがありすぎて逆に迷ってしまいそう。」
「時間があまりないからいろんなモノを一気に味わいたい。」
そんな時には石川観光物産館がおすすめ。
石川観光物産館は、石川県の特産工芸品や名産品を中心に取り扱っている物産館です。
そのため、ここに来れば石川県の様々な名産品を買うことが出来ます。
また、和菓子作りや金箔貼りなどの体験が出来るのもこの物産館のおすすめポイント。
いろんなところを回っていくと結構時間がたってしまいますが、凝縮されているので時間も有効に使えますね。
『本物を適正価格で販売する』安心安全な物産館です。
兼六園のすぐ側にあって、割と行きやすいのではないでしょうか。
石川県立伝統産業工芸館
着物の加賀友禅(かがゆうぜん)はとても有名ですよね?
着物を染める技法の1つなのですが、描かれる自然の木や鳥を1つの模様として落ち着いた雰囲気で描かれています。
加賀友禅の美しいところは、その緻密な描写方法というのが上げられます。
通常ですと、着物を染めていくと色と色の縁(ふち)部分が滲んでしまったり、色が若干混じってしまったりします。
しかし、加賀友禅では糸目糊という糊(のり)を事前に置く事で色の混ざりを防ぐ防染を施します。
この糊を置いて染める事で色が混ざる事が無くなりますので、緻密な描写が可能になった訳です。
昔からある非常に高度な技術なんでよ。
値段が高くなる理由も分かりますね。
では、金沢漆器はご存知でしょうか?
金沢漆器はその名の通り金沢で作られている漆器です。
最大の特徴として蒔絵(まきえ)が施されています。
蒔絵は金粉・銀粉などで漆器の表面に絵模様を付ける技法です。
金沢は絢爛豪華(けんらんごうか)な装飾で有名ですが、金沢漆器は金粉・銀粉を用いた豪華な装飾を施した漆器と言えます。
金沢漆器に用いられている蒔絵の技法は多くあり、平蒔絵(ひらまきえ)・研出蒔絵(とぎだしまきえ)・高蒔絵(たかまきえ)・肉合研出蒔絵(ししあいとぎだしまきえ)などあらゆる蒔絵の技法が見られます。
つまり、金沢の蒔絵を凝縮した漆器ということなんですよ。
加賀百万石の豪華な金沢をイメージさせる金沢漆器は必見ですよ。
このように石川県には様々な伝統工芸品が存在します。
代表的なものをちょっぴりご紹介しましたが、まだまだ伝統工芸品が存在します。
そんな伝統工芸品を集めたのが石川県立伝統産業工芸館です。
石川県はかなり広いので全てを回りきるには1、2日では周りきれませんよね。
なので、石川県を代表する技術・技法を石川県立伝統産業工芸館でいいとこ取りしてみませんか。
ぎゅっと凝縮した石川県の伝統工芸に触れてみましょう。
加賀友禅伝統産業会館
加賀友禅に魅入られてしまった方にはこちらがおすすめ。
友禅には加賀友禅の他に京友禅、江戸友禅があり、この3つを三大友禅と呼びます。
では、加賀友禅は他の友禅とはどう違うのでしょう。
見分けるポイントは5つ。
1つ目は、先ほどもお話致しましたが、描かれる自然の木や鳥を1つの模様として落ち着いた雰囲気で描かれるということ。
これは言い換えると、自然をありのままに描くと言うことです。
過度に飾らないと言うことですね。
2つ目は、臙脂(えんじ)・黄土(おうど)・藍(あい)・草・古代紫の加賀五色という色を混ぜて使う為、手作りの加賀友禅は1点物が多いということ。
これにより、加賀友禅独特の色合いが出せるんです。
3つ目は、虫食い葉があること。
加賀友禅の着物を見ていると虫食いの黒い点のある葉っぱが目に止まります。
この虫食い葉を描くのは加賀友禅特有なんです。
しかし、なぜわざわざ虫食い葉を描くのでしょう。
実は、よく分かっていないんです。
京友禅が公家好みの友禅であるのに対して、加賀友禅は武家好みだからかもしれませんね。
4つ目は、花の部分に「先ぼかし」が使われていること。
これは、花ビラの外側を濃くし、内側に行くほど薄く描く技法です。
京友禅とは真逆の描き方なんです。
5つ目は、金加工や刺繍や絞りは行わない。
京友禅や江戸友禅には見られる金彩加工や刺繍(ししゅう)や絞りは加賀友禅では使われません。
金彩加工は金の糸や金箔などで友禅を引き立てる為に使われています。
しかし、加賀友禅は金彩加工や刺繍は使わずに手描きのみで仕上げます。
この5つの特徴が加賀友禅と他の友禅との見分けるポイントなんですよ。
加賀友禅伝統産業会館でこの特徴をチェックしてみましょう。
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金沢で歴史にふれる
金沢の歴史は古く、戦災を逃れたこともあり、歴史的に価値のある場所が多く存在します。
また、金沢は多くの著名な人物の縁ある場所でもあります。
この機会に、勉強もしながら金沢観光してみてはいかがでしょう。
泉鏡花記念館
泉鏡花(いずみきょうか)は明治時代に活躍した作家です。
以前に紹介しました室生犀星(むろおさいせい)と同じくらいの時代に活躍した作家。
泉鏡花は明治25年に「冠弥左衛門」でデビューし、約300編の作品を書きました。
泉鏡花は非常に感性が豊かで当時主流だった自然主義文学に対して、浪漫や幻想の世界を描き続け小説や戯曲などで非常に高い評価をされた作家なんです。
余談ですが、泉鏡花は少し変わった感性を持っていたことでも知られていました。
例えば、「呂」と書いて「キス」とフリガナをふったり、「二人」と書いて「きしむかい」、「提灯」と書いて「かんぽん」と読ませたりしました。
また、極度の潔癖症としても有名で、煙管(きせる)を吸った後にはすぐに吸い口に紙を被せて空気中にいるばい菌を寄せ付けないようにしたり、同じようにヤカンやきゅうすの注ぎ口に紙を被せていたりしていました。
この潔癖症は一度赤痢という病気になった事が原因と言われています。
このように、泉鏡花は少し変わった感性を持っていたことでも有名なんですよ。
しかし、あの文豪の川端康成(かわばたやすなり)が泉鏡花ほど豊富で、変幻きわまりない語彙を持っている作家はいないと評価するぐらい天才肌だったんですよ。
天才は変わった人が多いと言いますが、泉鏡花も少し変わった人だったんですね。
いろんなことを常に想像していたから作品にも独創性があり、想像力が豊かで飛び抜けた作品を描けていたという訳なんですね。
そんな泉鏡花の作品や資料が今でも残っているのが泉鏡花記念館です。
泉鏡花の豊かな感性の一端を感じましょう。
鈴木大拙館
皆さんは、鈴木大拙(すずきたいせつ)を知っていますか?
鈴木大拙は禅の思想を分かりやすく英語翻訳して世界に広めた仏教学者です。
つまり、日本の禅という難しい考えを外国人向けに易しく教えた人なんです。
そもそも、皆さんは禅とは何か分かりますか?
禅とはかなり奥深いので、一言では言い表すことは出来ません。
しかし、あえて言うならば、日常において自分に集中して自分という人間を理解し考える修行でしょうか。
禅は心を穏やかにして、物事の本質を考え、周りに左右される事なく本当の自分で日々を過ごす気づきを与えてくれます。
禅はスティーブン・ジョブズや有名企業のマインドセットにも影響を与えており、今や世界的に有名な思想であり修行と言っても良いでしょう。
そんな禅の考えを世界に広めた鈴木大拙の考え方や想いを学び、知ることが出来るのが鈴木大拙館です。
もし鈴木大拙館に行くならば、事前にネットなどで禅について調べておくことをお勧めします。
鈴木大拙館は3つのエリアに分かれており、「展示空間」「学習空間」「思想空間」で構成されています。
つまり、ある程度禅について知っていた方が、より深く禅に浸れる事が出来るでしょう。
ただそこに座って、時折発生する水面の波紋を見つめるだけの空間や薄暗い部屋に外の光が差し込んでる空間なと禅について考え、自分と向かい合う事が出来る空間がそこにはあります。
水や風や鳥の音、自分の本心、過去の自分、あるがままのモノを改めて感じて禅の考えに触れる事が出来ます。
そんな禅の空間で集中出来たら、日々の暮らしを違った視点から見ることが出来るようになるかもしれませんね。
老舗記念館
老舗記念館は1579年(天正7年)に創業した「中屋薬舗」の建物を金沢市が寄付を受けて当時の店の様子などを再現した記念館です。
外観は1878年(明治11年)建築され、1919年(大正8年)に改築されました。
外観だけでも当時の街並みを連想させるよう。
中は昔の店の風景を再現しており、薬にまつわる資料などが展示してあります。
ちなみに、江戸時代は薬は高級品。
庶民は普段風邪を引くと3つのカゼに良いとされた食べ物を食べたと日本最古の医学書「医心方」に記されています。
それは、にんにく・ニラ・しょうがです。
どれも臭いがキツい食べ物。
今でも体を暖めたり滋養強壮などの効果があるとされる食べ物ですね。
昔から風邪を引いたら暖かくして寝るというのは変わっていないようですね。
もちろん、庶民も風邪が直らなかったり、病気になってしまったときは薬屋にいって薬を調合してもらっていました。
頻繁に行く事は出来なかったようですが。
そんな、昔の薬屋を再現している老舗記念館、おもしろそうですよね。
中屋家の所蔵していた薬を調合する道具は国の登録有形民俗文化財に指定されています。
是非、見てみてはいかがでしょう。
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金沢観光のススメ!兼六園・金澤神社・武家屋敷跡・成巽閣とは? |
まとめ
- 金沢21世紀美術館は現代を代表する美術家達の作品が見れる。
- 石川県立美術館の国宝・重要文化財は押さえよう!
- 金沢能楽美術館で伝統的な能楽を堪能しよう。
- 石川県観光物産館は石川県の名産品が勢揃い。
- 泉鏡花記念館では想像力豊かな泉鏡花の世界に浸れる。
- 鈴木大拙館で禅について学ぼう。
- 金沢蓄音器館では今では珍しい蓄音機の音が聞ける。
- 石川県立伝統産業工芸館は石川県を代表する伝統工芸品がギュッと凝縮されている。
- 加賀友禅伝統産業会館は加賀友禅にハマった人も初心者にもおすすめ。
- 老舗記念館では当時の雰囲気が味わえる。
いかがでしたか。
今回は金沢観光でオススメの美術館・記念館・物産館をまとめて紹介しました。
魅力溢れる金沢を堪能しましょう。
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