金沢観光のススメ!!金沢三茶屋街・金沢駅周辺の魅力とは!?

金沢を観光する際に押さえておきたいスポットは知っていますか。
見どころいっぱいの金沢を目一杯観光出きるように金沢観光のポイントをまとめました。
金沢駅・金沢三茶屋街・金沢百万街・金沢フォーラス・香林坊・片町のポイントを紹介します。
見落とさないようにチェックしましょう。
金沢の魅力
北陸新幹線が開通して東京から金沢まで約2時間30分で行くことができるようになりました。
今から約50年前の1964年では、東海道線新幹線米原経由で6時間もかかっていたんですよ。
そこから考えると、かなり手軽に行けるようになったんです。
金沢は日本海に面している石川県の県庁所在地で北陸最大の都市。
中心部には国指定の史跡である金沢城があります。
豊臣秀吉が前田利家に与えたお城で、加賀一向一揆の拠点の浄土真宗寺院の尾山御坊(おやまごぼう)でもありました。
その為、城下町として金沢は栄えた訳です。
幸いなことに金沢は戦災を受けていないので、歴史的建造物が多く残り、戦前の建物や文化が今でもある数少ない貴重な都市なんです。
食の面でも、加賀料理は日本海の豊富な漁場と奈良岳や見越山や大門山などの山の幸を使った繊細な料理が魅力。
美味しい海の幸と山の幸が堪能できる一石二鳥の料理なんです。
芸能という観点からも無形文化財の加賀宝生(かがほうしょう)や狂言も今でも残されており伝統的な文化が根付いている場所です。
そんな金沢の魅力をご紹介しますね。
金沢駅
金沢の観光の始まりは金沢駅から始まります。
平成27年に北陸新幹線が金沢駅まで開通し、東京から4時間かかっていた移動時間が約2時間30分になりました。
今注目を集める観光地である金沢の顔でもある金沢駅は他の駅とはちょっと違います。
金沢駅はガラス張りのアーチになっており、とってもオシャレ。
そんなガラス張りのアーチは「もてなしドーム」と呼ばれ、雨が降っても安心です。
おもてなしの心意気が感じられますね。
そんなもてなしドームの前にドーンと構えているのが鼓門(つづみもん)です。
平成17年完成で、らせん状の柱と大きくそった屋根が印象的な門です。
デザインは埼玉県出身の建築家である白江龍三さん。
金沢の顔として相応しい立派な門ですね。
そんな、金沢駅は平成23年アメリカの旅行誌「トラベル+レジャー」で「世界で最も美しい駅14選」の6位になったこともあるんですよ。
ちなみに、この時の1位はベルギーアントワープ中央駅でした。
世界のメディアも注目するくらい美しい駅なんですよ。
また、北陸新幹線金沢駅発車メロディをPerfume、きゃりーぱみゅぱみゅをプロデュースした中田ヤスタカさんが手がけているのもこだわりの1つなんです。
こう聞くと、金沢駅って他の駅とは一味違うと思いませんか。
観光地の駅として着いたときからお客さんを出迎える態勢が出来ているって素敵ですよね。
コレが金沢の魅力の1つなんですね。
金沢三茶屋街
金沢に来たら押さえておきたいスポットとして茶屋街があります。
金沢の茶屋街はひがし茶屋街・にし茶屋街・主計町茶屋街の三か所。
この三か所を合わせて金沢三茶屋街と呼びます。
江戸時代後期、金沢各地に点在していた茶屋をまとめたのが金沢茶屋街の始まり。
当時は中二階建ての平屋が一般的で、今でもその面影を残す茶屋もあります。
ひがし茶屋街とにし茶屋街は江戸時代に整備された街ですが、主計町茶屋街は明治に整備された茶屋街なので、三階建ての茶屋が多くあるんですよ。
では、詳しくご紹介しますね。
ひがし茶屋街
金沢の観光で多く取り上げられているのがひがし茶屋街。
江戸後期から明治初期にかけての茶屋建築が多く残り、街並みがとってもキレイ。
木虫籠(きむすこ)と言う格子が多く茶屋にあり、窓とは違う奥ゆかしさを感じます。
写真映えするとしても、ひがし茶屋街は有名です。
多くの外国人や若者も訪れているんですよ。
金沢観光でひがし茶屋街は必見ポイントです。
今回はひがし茶屋街のおすすめ店舗を2つご紹介しますね。
うつくしや
ひがし茶屋街の一角に2019年4月にオープンしたのが、あぶらとり紙専門店のうつくしやです。
金箔製造の会社があぶらとり紙専門店をオープンしましたが、なぜ金箔製造会社が?と気になりますよね。
そもそも、あぶらとり紙の発症は京都に金箔を納品しにいく職人さんが金箔作りの際に使っていた、金箔と金箔の間に挟む和紙を芸妓さんにプレゼントしたと言うことが発症なんですよ。
この和紙をふるや紙と言うんですが、うつくしやではこのふるや紙も販売しています。
当時の芸妓さんの気分で使えちゃいますね。
それ以外にも、方言遊々という金沢の方言を取り入れたあぶらとり紙も販売しています。
「いんぎらぁーっとしまっし」→ゆっくりしていってくださいね。
「まんでいいがいね」→お上手ですね。
など面白い方言が載っててオシャレですよ。
住所 〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目26−9
TEL 076-253-1891
箔座稽古処
貴金属を薄く伸ばして貼り付けるモノを箔と言います。
その薄さは一万分の一ミリ。
代表的なモノは金箔ですが、銀や銅やプラチナなどもあります。
一粒の貴金属を一万分の一ミリに潰していくなんて、凄い技術ですよね。
それを昔の人は手作業でやっていたんですから、本当に凄い。
そんな金箔を貼る体験が出来ちゃうのが箔座稽古処です。
失敗してしまいそう。
難しそう。
いえいえ、インストラクターが丁寧教えてくれるので安心して下さい。
自分だけの箸や四季皿などを作ってみましょう。
住所 〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目13−18
TEL 076-252-3641
にし茶屋街
にし茶屋街は金沢三茶屋街の中でも最も芸妓さんが多い茶屋街です。
茶屋街のお店は一見さんお断りが多いので、茶屋街の楽しみ方は街並みを楽しむのが良いです。
また、全ての店が一見さんお断りというわけではないので探しながら観光するのも面白いですよね。
今回はにし茶屋街のおすすめのポイント3か所を紹介しますね。
西検番事務所
明治維新の映画に出てくる日本の街並みは、レンガの道と洋風の建物ですよね。
そこに馬車が走っていて、シルクハットを被ったタキシード姿の男性がステッキを持って立っていれば、まさに明治時代。
そんな明治時代を切り取ったような建物がにし茶屋街にはあります。
西検番事務所は大正11年芸妓さんの稽古場兼管理事務所として建設されました。
外装は薄い水色で、明治時代の家って感じがします。
国の有形文化財に指定されており、今でも芸妓さんが稽古場として使っています。
写真映えするようなオシャレな建物は必見スポットてすよ。
住所 〒921-8031 石川県金沢市2525 野町2丁目25番17号
落雁 諸江屋(もろえや)
落雁(らくがん)って知っていますか。
お供え物で砂糖を固めたお菓子と言えばアレか!と思う方もいらっしゃるのでは。
落雁はうるち米を煎り、砂糖と混ぜたものを型に入れて押し固めたお菓子です。
自分は小さい頃、お盆やお彼岸が終わったら食べさせてもらった記憶があります。
甘く、どこか懐かしさを感じるお菓子ですね。
諸江屋の落雁は将軍家の女中に好まれて食べられていたと言うことで、由緒正しいお菓子なんですよ。
繊細で、精巧な落雁はなかなか食べられません。
にし茶屋街に来たらぜひ食べてみて下さいね。
住所 〒921-8031 石川県金沢市野町1丁目3−59
TEL 076-245-2854
甘納豆かわむら
いつも朝食で食べているネバネバの納豆と甘納豆はまったく違うもの。
よく混同されていますが、そもそも甘納豆は大豆だけではなく、小豆・黒豆・花豆・落花生など様々な豆を砂糖で甘く煮てから、さらに砂糖をまぶしたモノです。
納豆菌は入ってないですよ。
ネバネバ納豆に砂糖がかかっていると想像しているのであれば大きな間違いです。
甘納豆は明治初期に安くて美味しい新しいお菓子として考案されたとされており、内国勧業博覧会にて優秀賞を取ったものもあるんです。
江戸時代より前から甘納豆ってあると思っていたのですが、意外と新しいお菓子だったんですね。
そんな、甘納豆のお店が甘納豆かわむらです。
甘納豆かわむらは甘さでごまかすような味付けはせずに素材本来の風味・味を引き出すように作られています。
その為、上品な甘さがあり、お土産でも有名なお店なんですよ。
にし茶屋街にある甘納豆かわむらは3つのお店に分かれています。
お土産を中心に取り扱っている甘納豆かわむら。
テイクアウトを取り扱っているNOMANOMA(ノマノマ)。
喫茶スペースのサロン・ド・テ・カワムラです。
オシャレで落ち着いた雰囲気のサロン・ド・テ・カワムラは甘納豆を使った甘味が味わえます。
観光で疲れたらちょっとひと休みするには最適ですね。
また、食べ歩きならNOMANOMA(ノマノマ)。
最中(もなか)に甘納豆を挟んだスイーツが絶品。
にし茶屋街や金沢を食べ歩きするならベタベタしないスイーツなんて最適ですよね。
お土産に買っていったら喜ばれそうな甘納豆、ぜひ立ち寄ってくださいね。
住所 〒921-8031 石川県金沢市野町2丁目24−7
TEL 076-282-7000
主計町茶屋街
浅野川大橋のたもとの小道を入ると見えてくるのが主計町料理料亭街の看板。
この付近が主計町茶屋街(かずえまちちゃやがい)です。
金沢三茶屋街の中でも一番新しい茶屋街です。
浅野川に沿って茶屋街は並んでおり、街路樹・川・茶屋の織りなす景色がなんとも風情を感じさせます。
春は若葉の彩りを感じ、夏は川と新緑の美しさ。
秋は紅葉、冬は雪化粧する茶屋の街並み。
四季折々の顔をのぞかせてくれる、金沢を代表する観光スポットです。
一見さんお断りのちょっと値段の高い料亭・旅館が並ぶ格式の高い茶屋街です。
そんな格式高い茶屋街を歩いていると、芸妓さんとすれ違うことがあります。
金沢芸妓と呼ばれ、主計町茶屋街には2019年現在、約50人の芸者さんが在籍しています。
金沢芸妓の特徴は歌や楽器に力を入れていること。
江戸時代加賀藩主の前田家が芸事を推奨していた為なんですよ。
代々受け継がれるお囃子(おはやし)は金沢市の無形文化財に指定されています。
由緒ある金沢の伝統芸能の一端を感じることができますね。
今回は主計町茶屋街の2つのお店をご紹介しますね。
ギャラリー鏡花
漆器の表面に漆(うるし)を塗り、それが乾かないうちに金粉や銀粉を蒔いて定着させる技法を蒔絵(まきえ)と言います。
そんな蒔絵体験ができるのがギャラリー鏡花です。
金沢漆器の取り扱いもあり、それ目当て手で来店される方も少なくない、伝統工芸品を中心としたセレクトショップ。
主計町茶屋街の一角にあり、お茶屋「照乃家」を改装してギャラリーとしてオープンしています。
小皿や器などに自分だけの蒔絵をしてオリジナルの漆器を作ってみてはいかがですか。
住所 〒920-0908 石川県金沢市主計町2−2
和菓子処はやし
洋菓子と比べて和菓子は素材の風味を生かして、その製法や味にもこだわっているものが多くあります。
甘いのに意外とカロリー控えめなんて和菓子もあったりします。
主計町にもそんなこだわりを持って営業している和菓子店があります。
和菓子処はやしです。
添加物を一切使用せず、昔ながらの製法を守っている手作り和菓子店。
おすすめは「ふくさ」。
金沢ではお馴染みですが、見た目が緑のスポンジのような和菓子。
他の地域では「つやぶくさ」「ちゃぶくさ」などと呼ばれていたりします。
生地作りに手間がかかり、作る和菓子店も少なくなりましたので、最近では貴重な和菓子です。
甘さ控えめの粒あんとフワフワの生地とのハーモニーがたまりません。
住所 〒920-0908 石川県金沢市主計町1−10
TEL 076-231-7517
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金沢百万街・金沢フォーラス
金沢駅直結のショッピングモール金沢百万街と金沢フォーラス。
金沢のお土産買い忘れてしまったと思っても、最後にコチラに立ち寄ればずべて揃うくらいの店舗数と豊富な種類の商品があります。
金沢百万街は「あんと」「Rinto」「あんと西」の3つから構成されており、ファッションから食品、雑貨、書籍、クリニック、ホテル、飲食店などが入っています。
金沢フォーラスは映画館もあり、約190店があるファッションビルです。
夏期には屋上でビアガーデンも開催されています。
金沢駅直結で手軽に買い物ができるなんてとっても便利ですよね。
ちょっとたくさん買い込んでしまっても直ぐに新幹線に乗れますし、お弁当を買って新幹線の中で食べるなんてこともできますよね。
新幹線からの景色を見ながら食べるお弁当なんて素敵ですね。
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金沢観光のススメ!!金沢城公園・金沢の神社やお寺は超必見! |
香林坊
金沢の繁華街と言えば香林坊。
トレンドに敏感なショップや飲食店などが集結しています。
昔は大人の街の印象が強かった香林坊ですが、今では大型の百貨店があり、有名ブランドが立ち並ぶ上品な町に生まれ変わっています。
香林坊の表通りの百万石通りには東京の銀座を思わせるような街並みが広がります。
綺麗に整備された道路もイイですが、個人的には裏通りの方が風情が感じられて好きです。
裏通りのせせらぎ通りはこじんまりとした飲食店やバーが立ち並び、小川にかかる橋を超えて店に入る様は、外国の雰囲気が感じられます。
裏通りなので車の通りも少ないのでデートにもぴったりですよ。
片町
昭和までは香林坊よりも片町の方が栄え、金沢一の繁華街と呼ばれていました。
しかし、百貨店が香林坊に移ってからは人の足が減る一方になっていました。
が、また片町が注目を集めているんです。
それは、金沢一のグルメ街だから。
2017年のミシュランでは金沢片町のお店が9店舗も星を取る快挙。
グルメ街として注目を集めています。
ランチよりもディナーの方が片町を歩くには良いかも。
夜の片町を散策して美味しいお店を発見するのも金沢の楽しみ方の1つですね。
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まとめ
- 金沢三茶屋街はひがし茶屋街、にし茶屋街、主計町茶屋街の3つ。どれも風情のある茶屋街だった。
- 金沢駅は海外からも注目されるほどの素敵な駅。
- 繁華街巡りをして美味しいレストランやバーを開拓するのも面白い。
いかがでしたか。
今回は金沢駅・金沢三茶屋街・金沢百万街・金沢フォーラス・香林坊・片町についてまとめました。
金沢観光の参考にして下さいね。
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